金曜倶楽部

来年の9月から日本を去る

言いたいセリフ

「悪りぃ、用事思い出しちまった。すぐ追いつくからお前ら先に行っててくれよ」
 先を急ぐ中で俺だけ敵の追っ手の存在に気づいてしまう展開。仲間を先に行かせたあとシリアスな顔つきで俺は言う。
「…出てこいよ。いるんだろ」

 

「お前とは戦いたくなかった」
 目的の違いから別行動をとった昔の仲間との再会。感動も束の間、かつての友は敵となっていた。両者が交えたのは握手ではなく拳。(2人の戦いを見守る仲間たちは涙ぐむ)

  

「峰打ちだ」
 街を散歩しているところゴロツキたちに絡まれるトホホな俺。説得を試みるも往生際の悪い輩に鋭い刃が一線。眼にも止まらぬ俺の抜刀術で気絶する悪党。
ゴロツキ「こいつ、やりやがった!!」(圧倒的実力差にアタフタ)
俺「安心しろ、峰打ちだ。」

  
 

「おいアンタ!今って西暦何年だ!?」
 突如めまいに襲われた俺は気を失ってしまったらしい。
「おい、兄ちゃん大丈夫かー?」通りすがりの人に介抱され目を覚ます。どうやらさっきと同じ場所にいるようだ。しかし感じる違和感。見慣れた商店街には「たまごっち再入荷!!」のチラシ。通行人の「昨日の電波少年見た〜?」と言う会話にゾッとする。そして俺は声を荒げて西暦を聞く。そう、俺は1996年にタイムスリップしてしまったのだ。

 
 

「勘違いするな」
 主人公と敵対していた俺は、互いの利害の一致により一時休戦、行動を共にする。非情で残忍な性格の俺は仲間からの信頼は薄く、危険視されていた。しかし仲間のピンチには体を張るなど、旅を続ける中で俺の心境が変化していく。
「あ、あり・・がとう」
仲間も戸惑いながら感謝をするが、俺も素直ではないので「勘違いするな、助けたのではない」と一蹴。さらに「お前を倒すのは俺だ(プイっ」と突き放す。
最期は主人公をかばって死ぬ。

 
 

「あの時出会ってたら・・・」
 敵対しながらも主人公との間に生まれる奇妙な友情。剣を交える最中にふとよぎるタラレバ。
俺「(あの時出会ってたら、友達になってたのかな・・・)」
最終局面。互いの奥義がぶつかり合い決着。俺は切ない笑顔で死ぬ。

 
 

「人間にしてはなかなかやるじゃん」
 
 世界にとって脅威である俺の存在が世間に知れ渡り、各国の軍事兵器が俺を襲う。
軍「やったか!!?」シーーーン・・・・
静まり返る空気。集中放火による爆炎の中から乾いた拍手で現れる俺の一言は世界を絶望へと突き落とした。

 

  

「似てきたな、親父に」
 主人公の親父とライバルだった俺。何度も死闘を繰り広げてきたが、結末はあっけなくアイツは病で倒れた。命を奪い合ってきた俺にアイツは
「息子がいるんだ、身寄りもいねえ。よろしく頼まれてくれねえか?」
それがアイツの今際のセリフだった。
 あれから13年。俺をおっさん呼ばわりする主人公のふとした凛々しい表情にアイツの顔が重なる。そして俺は言う。